少し前のブログでも、弊所代表が書いていたのですが、スマートタグに関する失敗が後を断ちません。
スマートタグというのは自分自身の持ち物と一緒に持ち歩くことにより、紛失した際警告などの通知が来る機能を持った装置です。
つまり登録者自身と行動を共にしている限り何ら問題はないのですが、一度自分の手元から離れると数分から数十分後にはその旨登録者自身の携帯などデバイスに通知が来ます。
それと同時に登録者以外の人と、同行しているとスマートタグが察知した際、その同行者のデバイスに対して通知がいくという機能もあります。
そのため例えばiPhone所有者がAirtagを仕掛けられた場合はもちろん通知がいくだろうと想像できます。
しかしスマートタグはAirtagだけではありません。
最近は従来の小型ボタンタイプ以外にも、カードタイプやシール型などさまざまな形状のものが出ており、これらのものも同様に通知が行く事もあるのですが、その事はあまり知られていないようです。
一見とても便利な道具ではありますが、本来の目的は紛失防止やお互い同意の上での位置情報交換です。
それ以外の用途で利用する事による犯罪防止などの措置は機能としてある事を承知の上で、適切なご利用をお勧めします。
位置情報がわかったからといって、それ自体は証拠とはなりません。
危険を犯してもそれに見合う価値がないのであれば、意味がありませんよね。
どうか安易に利用するのは避けて、今の状況で何ができるのか専門家の意見を聞いてみる事をお勧めします。
明日が今日よりも幸せでありますように！
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