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嘘ばかりの理由を並べて離婚を迫る夫(妻)に対抗するには?
こんばんは。
毎週火・木・土曜日のブログを担当しております総合調査テラスエージェント相談員の平田です。
今日もよろしくお願いします。
お客様の中には、配偶者からいわれのない事実を突きつけられ、離婚を迫られるという事があります。
最近口を開けば喧嘩ばかりだなぁと感じていたところ、夫も同じように感じていたのか「お互い気持ちを落ち着けるために、ちょっと実家にでも帰ってゆっくりしてきたらいいよ」と夫から優しい言葉をかけられました。
そこでその言葉に甘え、実家に帰った翌日、弁護士名義で離婚協議に応じるようにとの書類が実家に届いたといたというのです。
もう計画的で、用意周到すぎて恐怖すら感じます。
しかもそこに書かれている離婚理由は身に覚えの無いことばかり。
普段の行動から言動、喧嘩時の様子など、離婚理由として全く嘘八百が綴られていました。
そこまでして離婚をしようとする理由は何なのか??
それまで浮気など疑ったこともありませんでしたが、真実を知るために調査を依頼されたのでした。
とにかく真実を知るまで別居し続けるよりは一旦帰宅したほうが良いと考え、自宅に戻って来られていましたが、その際も話し合いや喧嘩になるとその様子を録音するなどして、夫の言い分が偽証である証拠もコツコツと収集していったのです。(夫は妻から酷い暴言やDVも受けていると言ってきていました…実際は真逆でしたが。)
もちろん、女性との密会の証拠も押さえることができました。
調停は夫側から何故かすぐに打ち切られ、裁判で戦う事となりました。
裁判に持っていくからには、何か作戦があるのかと身構えていた妻でしたが、全くの肩透かしでした。
夫の方は嘘ばかり述べているためその事実を立証できる証拠は全くありません。
反対に妻の方は夫が言っていることと事実の違いがハッキリと証明できる証拠をいくつも用意することができました。
そのため、裁判は完全に妻優勢の流れになっていったのです。
最後には裁判官も呆れ顔だったということ。
慰謝料もしっかりともらうことができて、離婚となりました。
多くの場合、証拠があれば裁判までしなくても調停で解決します。
誰がどう見ても正論を言っているのは証拠をしっかりと持っている方だということは明確だからです。
常識的に考えるとおかしいのは目に見えていても、浮気などが絡むと感覚が麻痺して見えなくなることがあります。
常識の通用しない人には、正論で対抗するしかありません。
言っていることが嘘八百であるという証拠をしっかりと抑えて、相手の言い分を一つずつ潰していくことです。
嘘を裏付けるための証拠を集めることは不可能ですが、真実を証明するための証拠は必ず掴めます。
そして、その証拠はいわれのない言いがかりからあなたを守ってくれます。
こんなとき、どうにもならないと諦めず、真実で対抗していただきたいと思います。
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