BLOG
今回は私自身が体験した「夫の浮気」のお話です。
こんにちは。
総合調査テラスエージェント相談員の平田です。
昨日も今週2件目の新規契約が決まり、現場も大忙しです。
日中から新規現場の下見1件を含め、一日3件もの現場をこなしてくれている調査員さんもいて、バタバタしておりましたが、昨日で1件終了した調査もあり、なんとか回していけそうです。
皆様には数多くの探偵社の中から弊社を選んでいただいて、本当にありがたいです。
さて、先週のことですが、私の誕生日に離れて暮らす大学生の息子たちから花が届きました。
この年齢になりますと、誕生日といっても特に嬉しくは無いのですが、今年のサプライズプレゼントはとても感激しました。
色々と、辛い経験をさせてしまった息子たちですが、まっすぐに育ってくれたことに感謝しています。
このブログを見てくださっている方の多くが浮気問題で悩まれているかと思いますが、かつては私も同じ悩みを持つ一人でした。
初めて夫の浮気という問題に直面した当時の私はまだ27歳。
若いが故に、物事を深く考えることも無かったように思います。
そして、単純に浮気をした夫のことがとても嫌いでした。
こんな思いをさせられた私は100%被害者で、全て夫が悪いと信じて疑いもしなかったです。
そして、簡単に離婚という道を選ぼうとしたのですが、その時母から言われた言葉が今でも私の中に残っています。
「全部相手のせいにしているけど、そんな浮気をするような夫を選んだのは、あんた自身なんよ。」
本当にその通りなんですよね。
お見合い結婚だった訳でも、親の決めた結婚だったわけでもない。
誰に強制されたのでもなく、私自身が選んだ人であり、自分で選んだ道だったのです。
しかし、当時の私の思いはと言うと、
「別に私が好きで選んだわけじゃない。相手がどうしてもって言うから結婚しただけだし…」
などと、とても傲慢な気持ちでいたのです。
今となっては、自分の浅はかさや思いやりの無さなど、様々な要因があっての結果だったということが本当によくわかります。
そんな私でも、大切にされていたということや、家事と子育てだけをしていればいい状況にあっただけでも、とてもありがたい事だったということなど、一人になってみて初めてわかりました。
当時は4歳の長男と生後2ヶ月の次男を抱え、まともな職もない私が一人で子育てをするのは無理だと周囲に説得され、離婚は思いとどまりました。
思いとどまった…のですが…
私は自分が悪いなんて微塵も思っていませんでしたから、夫だけに反省と今後の改善を求めるだけで、自分は何も変わりませんでした。
というよりも、更に傲慢になっていたかもしれません。
そうなると、どういう結果が待っているかというと皆さんわかりますよね。
夫はその後も懲りずに浮気を繰り返しました。
私の方もどんどん感覚が麻痺してきて、回数を重ねるうちに最初の浮気発覚の時ほどショックも受けなくなりました。
「もう、どうでもいい。好きにしたら。」といった感覚です。
最終的には本当にひどいもので、夫は普通に会話で浮気相手のことを話すようになっていましたし、私もそれを聞いて全くなんとも思わなくなっていました。
深夜、家族が寝た後こっそり帰ってきてみんなが起きる前に出ていったり、そのうちに何の連絡もなく外泊もする事も平気になっていました。
ある朝、洗濯をしていて夫の洗濯物が無いのに気づいた時、「あれ、昨日お父さん帰ってなかったんかな?」とうっかり口にしてしまったことがあります。
すると、息子が慌てて「帰ってきたけど朝早く出て行ったんだよ!!」とかばうのです。
そんな気を使わせてしまっていることに、悲しくなりました。
実際はその後お昼頃になって平気な顔をして帰ってきたのですけどね。
そんな生活が子供にとって良いはずありません。
その他にも色々な要因があり、私は離婚を選択したのですが、その時もやはり昔母が言った言葉が蘇ってきました。
でも、私は離婚をする。
それは、自分が選んだ道が間違いだったことに気づいたから、自分の責任でその修正をする。
そう自分に言い聞かせながら、周囲の反対を振り切って強行した離婚でした。。。
その離婚から10年以上経った今、振り返って見て思うのは、その時の決断は間違いではなかったということです。
片親でも、息子たちはしっかりと育ってくれました。
離婚当初、生活が苦しかったこともあり、全く後悔しなかったかというと嘘になります。
自分のした選択が正解だったのかどうか…不安になることもありました。
しかし、悩んでも元に戻ることは出来ませんし、実際戻りたいと本気で思うこともありませんでした。
ただ、前だけを見て毎日をがむしゃらに進んで来たように思います。
いくら大変でも、あの頃よりはマシ。
子どもたちと楽しく暮らしていければそれで十分。
そう思ってやってきました。
これは、あくまでも私自身の経験であり、感想です。
お客様の話を聞いていて、離婚はしたくないという気持ちもとても良くわかりますし、できればもちろん離婚なんてしないほうが良いと思います。
少しでも別れたくないという思いや、パートナーへの気持ちがあるなら、その思いを大切にしてほしいです。
無理に離婚をする必要なんて全くありません。
今思えば、私も浮気問題を夫婦の問題と捉えて、解決に取り組むことができていれば離婚にまでは至っていなかったのかもしれませんし、子どもたちに辛い思いをさせずに済んだのかもしれません。
しかし、当時の私にはそれが出来ませんでした。
私は基本的に自分に甘い性格なので(-_-;)、それはそれで仕方のなかったことと思っています。
そしてこの春、3年前の長男に続いて次男が大学進学で巣立っていった今、自信を持ってこれでよかったと思えています。
何より、今の仕事に出会えたことが現在の自信に繋がっていると思います。
これまで私がしてきた辛い経験も、離婚後外で働くようになって得た事も、全てが今の仕事に生かされているからです。
人生において、苦しいことも辛いことさえも全く無駄なことなんて無いんです。
そしてその経験が、今後の糧になると実感しています。
現在、浮気問題真っ只中でお悩みの方も、しっかりと自分のこれから進む道を自分自身で決断し、やり直すにしても、離婚するにしても、最終的には幸せになることを信じて問題解決に取り組んでいっていただきたいと思います。
また私自身もそんな皆さんの浮気問題解決へ向けてのお手伝いができれば嬉しく思っています。
追伸
実名で体験談を書いているため、今回は私のその当時の気持中心の内容となっております。
どのような浮気であり、どういう経過を辿ったのかといった詳細は相手のプライバシーもあるため書きませんでした。
個人的にはいくらでもお話しますので、興味があれば声をかけてください(笑)。
弁護士に一番選ばれている探偵社
岡山で浮気調査といえば総合調査テラスエージェント