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2022.12.05 浮気・不倫調査

毎年クリスマスに浮気調査をされたお客様

ヒラタです。

急に寒くなって、年末という雰囲気が街中にいるととても感じられるようになりました。
クリスマスやお正月というと、家族や親しい人たちと過ごしている様子を想像します。
今年の年末年始は皆さん、どのように過ごされますか?

私はこの時期になると思い出す、ある調査があります。
それは何年も前に行ったクリスマスの浮気調査でした。
クリスマスイブを挟んだ3日間にポイントを絞っての調査です。

その結果は…
調査は成功しました。
ホテルに行く二人をしっかりと押さえることができ、そのまま弁護士さんにお繋ぎもしました。

しかしその翌年の12月、また同じ方からご依頼があったのです。
今年もクリスマスに調査をお願いしたい…と。

どういうことか詳しくお話を聞いたところ、結局相手の方に慰謝料請求をして入金もされたそうです。
しかし、そのことについて自身の夫とは全く話をしていないとのこと。
浮気をしたことを責めることもなく、何もなかったかのようにあたらず触らず日々過ごされていました。
浮気相手の方へは弁護士を通して交渉し、この事を口外すること無く自分から身を引くようにという条件を付けたそうです。

これで二人が別れて、家族が元に戻ればもうそれで十分。
このまま子どもたちと夫と昔のように生活できればと、ただそれだけを願って。

でもその願いは叶いませんでした。
夫との距離は縮まること無く、まだ浮気相手と続いているのではないかという疑いばかりが強まります。
悩んだ挙げ句、相手から振り込まれた慰謝料を使って再調査を決意されたのでした。

最初の調査をご依頼いただいた時、私達からのアドバイスとしてお話したのは離婚したくないのなら、ご夫婦でこの問題についてしっかり話し合う必要があるということです。
有ったことを無かった事にはできません。
ちゃんと自分のしたことを夫にも自覚してもらい、これから夫婦関係を再構築する意識をお互いに持ってやり直しをしていく必要性をお話しました。
しかしそれはご依頼者さまにとって、とても勇気の要ることだったようです。
浮気を責める事により、夫の怒りを買い離婚になるのではないか…その事を恐れるあまり言い出せなかったとのことでした。

そして再調査の結果は残念ながらクロ。
夫は同じ女性と懲りずに密会を続けていたのでした。

この事により、彼女はようやく決意します。
疑いながらの生活は本当に辛いものでしたから。
離婚はしたくないけれど、だからといって浮気を容認するわけにはいきません。
これ以上この生活を続けることはできないのは明白でした。

相手の女性には最初の慰謝料請求のときに今後二人で会うようなことがあれば、追加で損害賠償請求するという取り決めもしていました。
ご依頼者様は、たとえ裁判になっても今度はしっかりと強い意志で話し合いたいと、言われていたのを覚えています。

あれから何年も経ちますが、その後はもう調査を依頼されていません。
そして私は今でもこの時期になると、毎年思い出します。
幸せに、心穏やかな日々を過ごされていると信じています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。