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12.調査員の経験やスキル【失敗しない18のチェックリスト2025年最新版】

こんにちは、探偵コンサルタントの岡弥舞です。
探偵事務所を選ぶとき、多くの方は「会社の歴史や実績」に目を向けがちですよね。しかし、実際に現場で調査を行う“調査員”の経験やスキルこそ、調査の成否を大きく左右する重要なポイントです。
どれほど長い歴史を誇る事務所でも、肝心の調査員が未熟だと決定的な証拠を逃したり、対象者に感づかれてしまったりするリスクが高まります。
そこで本記事では、「チェック12:調査員の経験やスキル」をテーマに、どのようにして優れた調査員を見極めればいいのか、具体的なポイントを解説していきます。
他の項目については「初心者でも安心!探偵事務所選びで失敗しない18のチェックリスト【2025年最新版】」をご覧ください。
なぜ“調査員の経験・スキル”が重要なのか?
たとえば浮気調査なら、「対象者を追跡しつつ証拠を押さえる」ための高度な尾行・張り込み技術が必要です。
尾行であれば、不用意に距離を詰めすぎると気づかれてしまうし、離れすぎると見失ってしまいます。
張り込みの場合は、長時間待機しながら決定的瞬間を的確に撮影する集中力が欠かせません。
ベテラン調査員が多い探偵社ほど、こうした技術力が高く、証拠取得率も上がる傾向にあります。経験豊富なスタッフが現場に出ることで、対象者に怪しまれず、確実に証拠を押さえることができるのです。
成功事例から学ぶ「優れた調査員」の実力
調査において、経験豊富な調査員がどのような場面でその実力を発揮するのか、具体的な成功事例を挙げてみます。
例えば、ある浮気調査のケースでは、対象者が予想外に新幹線を利用して遠方へ移動しました。しかし、まさかの行動までも視野に入れて調査していたベテラン調査員が冷静に対応し、即座に追跡体制を整えたことで証拠を確保できました。このような臨機応変な対応は、経験を積んだプロフェッショナルならではです。
また、別の事例では長時間の張り込み中に対象者が予定外の行動をとりましたが、経験豊富な調査員が動きを見逃さず、決定的な証拠を押さえることに成功しました。
調査員の本質的な役割とは?
優秀な調査員は、単に調査能力が高いだけではありません。その都度、依頼者が何を求めているのかを正確に理解し、依頼者の未来の目的に応じた最適な結果を導き出すことを最優先に考えています。
・自分本位な調査は一切行わず、必要な証拠や調査結果を冷静に見極める。
・調査の目的を共有し、依頼者の立場に立った柔軟な対応ができる。
・法令遵守を徹底し、調査の信頼性と正当性を担保する。
「何でもありな調査」は行わず、最新の法律やガイドラインを常に確認し、違法行為にあたるような調査は排除します。その上で、プロフェッショナルな技術を駆使し、ハイクオリティな調査結果を提供しています。違法性のない確実な証拠が最終的に依頼者を守ることに繋がるからです。
「証拠を押さえる」だけが目的ではなく、調査の結果がどのように依頼者の将来に役立つかを考える姿勢が、優れた調査員の特徴です。
全国規模と地元密着型探偵事務所の違い

依頼する際に注意すべき落とし穴のひとつが、「全国規模の探偵事務所」と「地元密着型探偵事務所」の違いです。
全国規模の探偵事務所
多くの場合、地方での調査を地元の探偵や近県の探偵に下請けとして依頼することが一般的です。これにより、調査員の質にムラが出ることがあります。
新人調査員が担当するケースもあり、依頼者側からはベテランか新人かを判断するのが難しい。
ベテランを指定したとしても、実際にどの程度の経験があるかを確かめるのは困難です。
地元密着型の探偵事務所
地元事情に詳しく、臨機応変に対応できる。
地元での調査経験が豊富な場合が多く、依頼者に誤った情報を伝えるリスクが低い。
地元での評判がすぐに広がるため、不誠実な対応は避ける傾向があります。
探偵事務所選びでは、全国展開の規模感だけで判断せず、担当する調査員の経験や信頼性、地元での実績をしっかりと確認することが大切です。
信頼性を高める「著者の経験」と「プロの視点」
私は探偵業に27年間携わり、多くの調査現場を経験してきました。そのなかで特に印象的なのは、地元密着型の探偵社が持つ「地域特化の対応力」です。慣れ親しんだ地域であれば地理や人間関係に通じているため、急なトラブルや予想外の事態にも迅速に対応できる場面を何度も目にしてきました。
一方、全国規模の探偵社の場合は、下請けに調査を委託するケースが多く、調査員の経験やスキルにばらつきが生じやすいのが実情です。実際、以前ある全国規模の探偵社に依頼したという複数の方が報告書を持参して相談にいらっしゃいました。そのうち二人は同じ探偵社の調査報告書を持ってきたのですが、片方の報告書は非常に精度が高いのに対し、もう片方はまるで別の会社が作成したかのように質が低かったのです。
後々わかったことですが、地方によって優秀な調査員の数や質に差があり、さらに優秀な下請け探偵ほど同業間でも人気が高いため、スケジュールが合わないと依頼できないこともあります。結果として、同じ全国規模の探偵社に依頼しても、誰が担当するかによって報告書のクオリティが大きく変わってしまうのです。
こうした経験から、探偵社を選ぶうえでは、会社の知名度や規模だけで判断するのではなく、「実際に担当する調査員の実力や現場対応力を必ず確認すること」が非常に重要だと痛感しました。
■ 調査員の経験やスキルを見極めるポイント
1.調査員は、どのくらいの経験があるのか
調査歴5年、10年といったベテランが担当してくれるか、あるいは新人中心なのか――。
探偵事務所に問い合わせをするときに、「担当調査員の経験年数」や「主な実績」 を尋ねてみるのもひとつの手です。ホームページ上にスタッフ紹介ページや“調査員紹介” がある事務所なら、ある程度は把握しやすいでしょう。
こんな質問をしてみよう
- 「実際に調査を担当する方は、どのくらいの経験をお持ちですか?」
- 「過去に類似の案件を担当したことはありますか?」
回答があいまいだったり、担当者の実績について全く説明がない場合は、慎重に検討してください。
2.所属スタッフの研修や教育体制はどうなっているか
どんなに優秀な調査員でも、時代やテクノロジー は常に変化しています。
- 最新のカメラ機材の扱い
- SNS・スマホアプリの解析技術
- 法律のアップデートやガイドラインの変更
定期的な研修や教育が行われている探偵社 は、調査力を継続的にアップデートしている可能性が高いです。これもまた、調査結果に直結する重要なポイントと言えます。
3.事務所全体の調査実績を“調査員視点”で見る
「創業○○年」「解決件数○千件」といった会社規模の実績 に加え、“調査員が具体的にどのような案件を担当し、どんな成果を出してきたのか” を知ることも大切です。
- 浮気・不倫調査の場合、どれほどの証拠写真や報告書を作成してきたのか
- ストーカー・DV被害の調査なら、対象者の特定や警察・弁護士への証拠提出でどんな事例があるのか
会社全体の実績をうたっていても、実際に動く調査員が未熟だと期待した結果を得られない場合があります。“実績” を数字だけではなく、調査員目線の事例としてアピールしているか もチェックしてみてください。
経験不足の調査員が担当するリスク
- 対象者に気づかれやすい
- 初心者の尾行や張り込みは、不自然な行動をとってしまいがち。証拠が取れないばかりか、逆に警戒されてしまう恐れがあります。
- 重要なタイミングを逃す
- カメラ操作に不慣れだったり、現場対応が遅れることで、決定的な瞬間を取り逃がす可能性が高まる。
- 報告書や証拠が不十分
- 写真の画質や撮影角度が悪い、時間や場所の記録が曖昧など、最終的に証拠能力を疑われるケースも。
まとめ:経験豊富な調査員こそ“探偵社の宝”
調査員の経験やスキルは、調査の成功率 を左右する極めて重要な要素です。
- 「会社としての実績がある」だけでなく、担当調査員がどのくらいの場数を踏んでいるか を確認する
- 専門的な研修やアップデートが常に行われているかを見極める
- ホームページや相談時に得られる情報をよくチェックする
これらを念頭に探偵社を選ぶことで、後悔の少ない依頼につながります。
あなたの不安を解決するために:まずは無料相談を
「本当に経験豊富な調査員が担当してくれるのか?」「尾行や張り込みが成功しなかったらどうなるの?」といった疑問や不安があれば、ぜひ一度無料相談をご利用ください。
- 探偵歴27年 の豊富なキャリア
- 女性スタッフ在籍 で、デリケートな悩みも安心して相談OK
- 法的手続きの専門家とも提携 しており、調査後のサポートも万全
「チェック12:調査員の経験やスキル」は、私たちが大切にしている要素の一つです。ぜひあなた自身の目で、私たちの強みをお確かめください。
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本記事は「18のチェックリスト」中の12番目にあたる重要ポイントです。探偵社選びで失敗しないためには、料金体系やアフターフォロー、法令遵守 など、ほかのチェック項目も総合的に見極める必要があります。
詳しくは初心者でも安心!探偵事務所選びで失敗しない18のチェックリスト【2025年最新版】から、全項目をチェックしてみてくださいね。
もし今つらくても、必ず夜は明けて朝が来ます。無理せず、あなたのペースで大丈夫です。立ち止まることも、未来への大切な一歩です。
大丈夫、明日は今日より良い日になるよ!