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探偵に頼むといくらかかるのか?その2 ー探偵 岡山ー
前回に引き続き、探偵依頼にかかる、お金の話です。
探偵社の料金体系には大きく分けて3つのパターンが有ります。
①「時間・人員数」による料金体系
一番多くの探偵社が採用している料金体系です。
調査員が実際に尾行などの調査を行った稼働時間1時間、1人の調査員につき幾らかかるか、という計算方法で算出します。
②「パック料金」による料金体系
1時間あたりの調査料金が割引価格で設定されているため、まとまった調査時間が必要と予測される場合に適しています。
③「成功報酬制」
これは、最初に着手金を支払い調査成功後に成功報酬を支払うという料金体系です。
今事務所に飾っているお花です。
中山下の「フラワーショップカトレア本店」さんで購入しました。
梅の蕾が日に日に膨らんできていて、咲くのが楽しみです。
これらの料金体系にはそれぞれ、メリットとデメリットがあり、それをよく見極める事が重要です。
それぞれの特徴を説明して行きましょう。
①「時間・人員数」による料金体系の場合
明瞭でわかりやすいという利点が最大の特徴です。
少ない調査時間で済む調査に向いています。
しかし、注意が必要なのは1日の基本料金というものを設定している探偵社が多いということ。
1時間で終了した→ラッキー…とはいかず、「最低3時間は調査料金が発生する」といったシステムになっていたりします。
また、調査期間が長くなればそれだけ料金もかさんでくるので注意が必要です。
②「パック料金」による料金体系の場合
調査時間が長くなればどんどん大きくなる料金を、ある一定の単位でまとめて申し込むことにより、1時間あたりの単価が安くなるというシステム。
でも、申し込んだ時間より少ない調査で終了した場合は割高になるというデメリットも有ります。
※ちなみに、岡弥舞探偵事務所はこの料金体系をメインとして採用しています。
ですが、少ない時間で終了した場合には割引価格の適用はできませんが、基本価格で計算し、残額を返金させていただいておりますのでここでいうデメリットも有りません。
③「成功報酬制」の場合
調査がうまくいった場合にのみ成功報酬は発生するので、依頼する側にとってはとてもいい料金体系のように思えます。
しかし、実際は一番トラブルが多い料金体系だということを知っておいてください。
そもそも、「成功した」とはどのような事を言うのか、ということに探偵社と依頼者側に意識の相違が発生しやすいからです。
浮気調査をした場合、依頼者からすると浮気の証拠を押さえることが出来て初めて成功とみなされるでしょう。
ところが、探偵社側からすると浮気の証拠がおさえられなくても、浮気をしていない事実が判明したということで、これも成功なのです。
また、たとえ浮気の事実が判明した場合でもトラブルは起こりえます。
・浮気はしているが、相手はわからない。
・密会はしているが、性交渉があったかどうかはわからない。
このような場合、この事実をもとに裁判で争ってもあまり役に立たないからです。
この、「成功報酬制」を採用している探偵社に依頼する場合は、成功するというのはどういうことか綿密に話をし、確認をしておく必要があります。
さて、次回は具体的な費用の目安についてお話しようと思います。
少しずつ、お話していってるつもりが、お伝えしたいことが多すぎてつい長くなってしまいました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。