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2018.08.07 浮気・不倫調査

探偵なら顔認証システムを使って写真から個人情報の判明とかできるんでしょ?

こんばんは。

毎週火・木・土曜日のブログを担当しております総合調査テラスエージェント相談員の平田です。

今日もよろしくお願いします。

このブログを読んでくださっている皆さんは、探偵というものに少なからず関心がお有りかと思います。
調査の依頼を検討している、現在調査中である、探偵の仕事に興味がある、などその他色々…
そこで皆さんは、探偵にはどんな権限があって、一体何ができるのかご存知ですか?

・顔写真からどこの誰かといった個人情報の割り出しなど、探偵なら可能なのではないか?
・個人の資産状況や借金の有無といった事も、タンス預金から隠し財産に至るまで全て残らず判明させられるのでは?
・少々法を犯しても、依頼者の希望を叶えるために何でもしてくれるものなのでしょ?

こういった質問をよくお受けします。(実は今日もプリクラから人物特定できないかと相談がありました。)
しかし、残念ながらこれらのこと全てが可能というわけには行きません。
テレビや映画、小説に出てくる探偵はしていました、と言われることも有りますが、それはあくまでもフィクションの世界であって、現実ではありえません。

探偵業法という法律があるのを皆さんご存知ですか?
それによると探偵ができることというのは限られていて、基本的には「尾行・張り込み・聞き込み」といった事になります。
ハッキングなど実際はもってのほかで、事務所内で座ってできるような作業など実際は違法調査となりかねません。
「な〜んだ、たったそんなことしかできないのか。」とがっかりされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
この業界自体が不透明であるため、魔法のような事ができたり、犯罪行為を犯してでもなんでもするのが探偵であると認識されている方も多いのではないでしょうか。
「廃業覚悟で違法な調査も何でもします!」なんて所もあるかもしれませんが、堅実な経営をしているところではそんな事しないということがわかっていただけると思います。

それくらいのことなら自分でできるから、探偵なんて頼む必要もない…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただそれには注意が必要で、探偵業として届け出をしていたり、この業界に従事していない人がこれらの行為をすると、ストーカー法や迷惑防止条例に抵触する可能性があります。
更にいうと、尾行・張り込みなどは簡単なようで実は大変難しいものです。
対象者にバレないように尾行するだけでなく、撮影も同時に行わなければなりません。
決定的な瞬間を逃さずピントの合った撮影をするという事が最低限必要です。

結構お客様もご自身で尾行や撮影をされて持ってこられることもあるのですが、緊張して手元がブレていたり、カメラも普通の家庭用のものや携帯のカメラを使用していますから撮影対象が小さすぎて人物の特定が難しかったり、画面が暗すぎて何を撮っているのかわからないということも多いです。
その上、対象者に尾行がバレちゃったということも少なくないから大変です。

ドラマでも探偵がよく尾行をしていますが、その様子は全くもって実際の尾行とは似てもにつきません。
ドラマの探偵のような動きをしていたら、尾行されている本人だけでなく、周りの通行人全てに怪しまれてしまいます。
ドラマで探偵が対象者を撮影している様子を見てもそうです。
対象者と探偵のみしかその空間にいないのなら、対象者に気付かれないようにだけ気をつけて撮影すればいいのですが、周りに人がいるような状況ではそれらの人たちにも怪しまれることなく撮影する必要があります。
一眼レフカメラを車の窓からのぞかせてパシャリ…なんてまず、しませんから。

それでも、弊社の報告書の写真をお客様に見ていただくと、皆さん一様に驚かれます。
「どうやって撮ったんですか?」
「こんなにハッキリと、気づかれずに撮れるものなのですか?」
「ここまですごいとは思っていませんでした!想像以上です。」
ほぼ、どのお客様もこのような感想を持たれます。

日々、調査を重ねつつ、どうすればもっと良い調査ができるか常に工夫し、向上し続けている調査員さんたちのおかげでもあります。
そんな、探偵の実情でした。

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