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2018.07.24 浮気・不倫調査

慰謝料請求に時効があるって本当ですか?

こんばんは。

毎週火・木・土曜日のブログを担当しております総合調査テラスエージェント相談員の平田です。

今日もよろしくお願いします。

調査依頼を開始した時点で、ご自身が今後離婚するのか、それともこのまま夫婦生活を続けるのか決めかねているという方は多いです。
どうしていいかわからないけれど、とにかく証拠を抑えておけば今後どの様になってもまずは安心だからという理由から調査依頼をされる方が多いのも事実。
これは、やはり皆さんインターネットで色々と知識を得ることのできた結果であると思いますし、実際間違いではありません。
いずれ、離婚を言い出すかもしれない…その時の対抗手段として証拠は必要。
もしくは、離婚はしなくても慰謝料を請求したいので証拠を抑えておきたい。
そして、離婚をするから不倫をしている二人にきっちりと慰謝料を払ってもらいたい、といった考えです。

ただ、調査をしてもすぐに自分から行動には移さない(移せない)といった場合は、調査をする時期を考える必要もあるかと思います。
浮気の証拠は押さえたけれど、浮気をしている夫(妻)が自分から離婚を切り出してくるまではそのまま放って置くと言った場合などです。
このような場合、問題なのは、いつまで放って置くのかということです。
なぜならば、慰謝料請求には時効が存在するからです。

同じ浮気に対する慰謝料請求と言っても、①不貞行為自体から生じる精神的苦痛に対する慰謝料なのか、②不貞によって夫婦生活が破綻した事に対する慰謝料なのか、はたまた③不貞によって離婚に至ったことに対する慰謝料なのかでそれぞれ時効を起算する時期は異なります。
ただ、不貞の事実は感づいていても、相手の特定まで至っていない場合は時効は発生しませんから、その点はご安心ください。

それならこのまま離婚を切り出してくるまで浮気調査をしないで放って置く方がいいの?と思われるかもしれませんが、実はこれが一番危険です。
今は離婚まで考えていないとしても、今後不倫関係にある二人の仲が長く続くことにより親密度が増し、離婚を切り出してくる可能性が高まります。
また、交際期間が長くなると女性が妊娠をするというリスクも出てきます。
そうなると、更に問題が大きくなってしまいます。
何より今の状態で、もやもやした気持ちのまま過ごすのは本当にストレスで辛いことなのではないでしょうか。

離婚を望まない場合、自分から浮気の事実を突きつけるのは勇気のいることかもしれません。
しかし、自分から行動に移さないと現実は何も変わらないかもしれないのです。
証拠を押さえて、時効のギリギリまで待って、そこで時効をストップさせるという技もありますので、まずは証拠を取り、その後時間をかけてどのようにするのかじっくり考えるというのはいかがでしょうか?
証拠は取れる時に取っておかないと、後になってからでは状況が変わり、調査自体ができないということもあります。
離婚に向けて相手が本気で動き出した場合、離婚が成立するまで相手と会わないようにするなど、弁護士等にアドバイスを受けて警戒度が高まる事もありますから。
様々な可能性を考慮しつつ、この浮気問題をどのように解決するかを考えていただけたらと思います。

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