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2018.02.24 浮気・不倫調査

離婚はしないけど、浮気相手に慰謝料請求はしたい!

こんばんは。
毎週火・木・土曜日のブログを担当しております総合調査テラスエージェント相談員の平田です。
今日もよろしくお願いします。

最近は今年になって受けた調査の報告書のお渡しが続いています。
この報告書をどうか有効に活用し、ご自身の希望に沿った方向へ向かわれることを祈っております。

今日お話したいのは、慰謝料請求の調停についてです。
皆さん調停についてどの程度御存知でしょうか。
まず浮かぶのは離婚をするために調停をするというイメージではないかと思います。
それも、ぼんやりと分かる程度で、詳しくはわからない方もおられると思います。

調停は離婚に限ったことではありません。
慰謝料請求のための調停もあります。
例えば、離婚はしないけれど浮気相手に慰謝料の請求はしたいと思われたなら、直接自分で相手に請求しなくても、裁判所に調停を申し立てるという方法が取れるわけです。
そのためには、浮気相手の名前や住所を把握しておく必要はあります。

調停を行う際は必ずしも弁護士を立てる必要はありません。
自分自身で申し立てて、調停委員とのやり取りも自分で話をすることができます。
裁判と違い、調停の場合は必ずしも証拠が必要という訳ではありません。
相手が合意さえすれば調停が成立し、慰謝料を受け取る事ができます。
だからといって、実際は証拠もないのに相手が認めるということはあまり考えられませんが…。

もし、調停の時点で浮気調査等をしていたのなら、調停の際、調停委員に報告書を提示して事実関係を証明することもできます。
相手がいくら否定しても、調停委員が不貞の事実を確認できていれば問題無いわけですから。
しかし、万が一裁判にまで発展した場合を考えて、証拠の存在をどこまで浮気相手に知らせるかは考慮する必要があると思います。
相手には内密にという条件で調停委員に開示するという方法を取ることが多いのかもしれませんね。
調停というのも人間対人間です。
調停委員にも心がありますから、嘘ばかりつく相手より、しっかりとした証拠を提示することにより調停委員を味方につけることができればこちらが有利に話を進めてくれる可能性が大きくなります。
やはり、証拠の有無は大きな違いが有るということです。

そして、調停が成立し調停調書を得ることができれば、慰謝料をもらえるわけです。
調停調書の効力は意外と大きく、いざという時も容易に給料や貯金を差し押さえることが可能になります。
万が一支払いを拒否した場合を考えて、相手の職場まで把握しておけば安心ですね。

申し立てをする場所は簡易裁判所です。
申し立てに必要な手数料は請求する金額により異なります。
例えば、300万円請求する場合は1万円必要です。
これを収入印紙で支払います。

しかし、申し立ててから実際に調停が行われるまでにはひと月程かかりますので、それまで我慢して待っていてくださいね。
実際の調停では基本的に相手と顔を合わせるのは最後の決定が出る時だと思います。
待合室も別れていますので、基本的に顔を合わせる事は無いでしょう。

申し立て場所については、今回お話したのはあくまでも浮気相手にだけ慰謝料請求する場合に限ってのことです。
夫婦間での場合は家事調停となり、家庭裁判所に申し立てることになるので気をつけてくださいね。

慰謝料請求というのは、デリケートな問題ですので慎重に行う必要があります。
その場の感情で突っ走って、揚げ足を取られたりすることもありますので、準備をしっかりとして慎重に事を運んでいただきたいと思います。
もちろん、ご相談に来られた際や調査終了後のアドバイスとしても様々な角度からさせていただいております。
自分で慰謝料請求したい、弁護士を立てたい、調停をしたいなど、それぞれのご希望にあった方向性で進めるお手伝いが出来ればと思います。

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