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離婚は結果でなく手段です。
こんばんは。
毎週火・木・土曜日のブログを担当しております総合調査テラスエージェント相談員の平田です。
皆さんは離婚をどのように考えますか?
ただ単に結婚の終わり。
結婚生活の失敗。
自分の選択ミスやこれまでの行動のツケなど、その感じ方は色々だと思います。
そもそも、結婚することはゴールインという言葉で表現されるように、最終着地地点であると感じている人も多いと思います。
そんな場合は離婚という結果は人生の失敗のように感じるかもしれません。
しかし、長い人生において結婚という出来事はゴールでも何でもなくただの通過点にすぎないのです。
結婚した途端、安心感からかお互い態度が緩慢になり、相手に対する思いやりも当たり前という言葉に取って代わり…。
そんな生活も全て結婚生活ってこんなもんだと思って過ごしてきたとしたら、余計これまでのそんな態度を振り返ると間違っていたと感じ失敗感を強く感じるのかもしれません。
しかし、常に自分が幸せになることを目的としていて、結婚もその手段であるという感覚であれば、離婚もまた今後自分が更に幸せになるための手段として考えることが出来るのではないでしょうか。
結婚するまでは幸せな関係を作る努力を怠らないのに、いざ結婚したとたんもう幸せは手に入れたと思ってしまいそれ以上の努力はしなくなってしまう。
そしてその結果、夫婦関係に溝ができ浮気問題などが発生してしまっているという。。。。
悲しいですよね。
幸せになるために結婚したはずなのに、そうならない理由はやはりそこに有るように思います。
それでも結婚当初など、実際に幸せを実感されているのに、更に幸せになるための努力をするという感覚は持ちにくいかもしれませんけれど。
日本人は愛情表現が下手ですし、なかなか結婚後も夫婦間で良い関係を持続するのは難しいのかもしれません。
主婦同士が集まると、どうしても夫の悪口合戦になりますし、夫の方も同僚と飲みに行くと妻の悪口しか出てきません。
お互い不満を持ちつつ、今更改善しようという気も持たず、こんなもんかと割り切ってすごしている方が多いのではないでしょうか。
実感として感じているのは、やはり仲の良い夫婦でいるためには、ある程度の努力は必要ということです。
『努力しなくても信頼して生きていけるのが夫婦だと思っていました。』
以前、このように言われたお客様がいました。
私も結婚していた時はそのように思っていました。
毎日の生活はそこそこ幸せで、夫への気持ちは無くても子供もいるし、楽しくやっていけると思っていたのです。
でも、子供はいつか巣立ちますからそのうち夫婦ふたりの生活になります。
その時、どんな夫婦でいたいでしょうか?
昔は皆さんよくチャーミーグリーンのCMみたいなお爺ちゃんとお婆ちゃんになりたいって言っていたのですけれど(笑)
若い方にはわからないですよね(^o^;)
離婚になったとしても、『離婚という結果になった』というのと『離婚という手段を取った』というのでは全くニュアンスも受け取り方も違います。
結婚も幸せになるための目的でなく手段であると考えるとともに、離婚も同じく幸せになるための手段です。
今回の夫婦間で起こった問題も長い人生の中で最悪の事態では有るでしょうが、きっと無駄なことではありません。
更に幸せになるための通過点だったんだなと後々思えるような選択をしていただきたいと思います。
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