離婚後、養育費をしっかりと確保するためには…

こんにちは。

総合探偵社テラスエージェント相談員の平田です。

今日もよろしくお願いします。

少し前に、養育費に関する画期的なニュースが入ってきましたね。
皆さんご存知ですか?

養育費というのは一般的に未成年のお子さんがいて離婚になった場合、親権を得た側が受け取る金銭のことをいいます。
しかし、全体の60%近くがこの養育費に関する取り決めをきちんとせずに、別れてしまっているのが現実です。
一刻も早く離婚してしまいたい気持ちや、どうせ払わないだろうという諦めもあるだろうと思います。
私もその一人で、養育費に関する取り決めをきちんとせずに別れてしまいました。

しかし、実際に取り決めをしていてもその半数は支払われていないというのも事実。
つまり、未成年の子供を抱えて離婚した全体の人数のうちの、20%しか養育費を受け取れていないという状況なんですね。

母子家庭の貧困が問題になっている今、これは大きな問題です。
そんな問題解決に大きな一歩となるのが近々施行される改正民事執行法なのです。
これまでも離婚後、養育費の支払いがストップしてしまってしまった場合、公正証書で差し押さえに関する取り決めをしておきさえすれば調停等を申し立てしなくても給料の差し押さえを速やかに実行できました。
でも、これは相手の預金口座や勤務先がわかっている場合に限られます。
離婚後も綿密にやり取りがあり、現状把握ができていればいいのですが、音信不通になり職場も変わってしまっていた場合はいくら公正証書があっても差し押さえることができません。
そのため、私達探偵が調査により現在の状況を調査することもしばしばありました。
今回の法律はそんな状況を打開できるかもしれないのです。

その改正法というのは、相手の預貯金口座や、勤務先の情報を金融機関や市町村から取得できるようになるというものです。
個人情報の保護が厳しくなる一方の昨今、これはとても画期的なことです。

養育費の支払いを勝手にストップして逃げ得だった状況から一転、簡単には逃げられなくなります。
そもそも逃げられないというのがわかっていれば、勝手に支払いを中止しにくくなるかもしれません。
しかし、これをするにもまず養育費に関するきちんとした取り決めは必要不可欠。
しっかりと公正証書にしておくことをお勧めします。
そして、その中に強制執行を認諾する一文は忘れずに。

一刻も早く施行されることを望みます。

「養育費不払い」に差し押さえ 改正法で「逃げ得」に歯止め
東京新聞より

弁護士に一番選ばれている探偵社

岡山で浮気調査といえば総合探偵社テラスエージェント


 「浮気調査をお考えなら岡山の総合探偵社テラスエージェントへ、不倫や不貞の調査から企業の信用調査まで幅広く対応し、岡山市・倉敷市・津山市・総社市・新見市・高梁市・笠岡市・玉野市・福山市・高松市など中四国からのご依頼も多く承っております」

最新の記事

  1. 人探し調査の後日談 ❤

  2. 月の満ち欠けと浮気の関係

  3. 2月1日はテラスエージェントの記念日でした!

人気の記事

【選ばれる理由】分かりやすい調査料金:2023年版
浮気相手に本気になって離婚を迫る夫(妻)。
男の人はなぜ嘘をつく?
離婚を急かす夫(妻) その理由とは?!