浮気している人に罪悪感はあるのでしょうか?

こんばんは。

毎週火・木・土曜日のブログを担当しております総合探偵社テラスエージェント相談員の平田です。

今日もよろしくお願いします。

 

浮気調査をされたお客様のうち、その8割以上が離婚されずに復縁の道を選ばれます。

その中には、浮気をしている張本人から離婚を言い渡され、このまま何の証拠もなく離婚となるのは嫌だからと調査をされた方も含まれます。

 

配偶者から離婚を言い渡されると、多くの方はもう復縁は難しいと考えてしまいます。

しかしそういった場合でも、浮気の証拠を押さえた上で、やり直す機会を与えた場合、ほとんどの方がもう一度夫婦としてやり直す道を選ばれているのです。

 

このような状況を多く見てきて、最近私はこんなふうに思うようになりました。

このように自分から離婚を希望してくるタイプの人は、浮気している本人自身が誰より自分のしていることの罪深さを自覚していて、だからこそ許してもらえるなんて微塵も思っちゃいないのではないか。

そうなると、遅かれ早かれもう離婚しか道は無いという思考に至る。

それなら自分から離婚を切り出して、バレる前に、バレて自分の罪悪感がもっと刺激される前に別れてしまおう、そんな風に感じているんじゃないか、と。

 

でも、そのことを本人が自覚しているわけではなく、無意識の領域でそのような感情があるだけですから、側から見るとそんな素振りは一向に感じられません。

心理学を勉強するとよく耳にすると思いますが、人の思考の90%は無意識に支配されているそうです。

その無意識レベルで感じていることが、表面の行動となって現れているというわけです。

もちろん誰もが罪悪感なんて感じたくはありません。

その感情に蓋をして、表面的な別れたいという感情のみを前面に出して攻撃してきているのです。

 

つまり、離婚をしたがる理由は浮気相手に心を奪われてしまっているからだと、もう気持ちは戻らないと決めつけるのはまだ早いということです。(多くの方は、もう自分のことは大嫌いになってしまって、浮気相手のことしか考えていないと思いがちです。)

今はとてもそんな風に考えられないかもしれませんが、事実です。

ですから全てを知った上で、復縁する意思を妻(夫)に告げると、崩れ落ちるように戻って来ることが多いのです。

自分の罪を自覚した上で。

 

今離婚を突きつけられている方には、にわかに信じられないような話かもしれません。

でも、本当に多くのお客様と接してきて実感していることなのです。

夫婦の絆を、また自分自身を、もう一度信じてこの問題に向き合ってみませんか?

 

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